2006年08月23日 この夏は・・・ [長年日記]
_ 夜は涼しい
夜になると涼しい我が家。田舎はこれがいいんだよね。
今年はみんないつもより体調不良が多かった。
昨夜もバウがなんだか変な感じ。母さんも父さんも心配していた。
父さんはバウがゴソゴソするから眠れないと言って、明け方前に
起きて寝床から出てしまった。母さんは、いつものようにバウの
体に触って優しくしてくれた。
夜、バウは外に出た時、なぜかいつもと違う様子だったらしい。
父さんと出ても母さんと出ても、バウは家から離れたがらなかったそうだ。
父「何かいるんかなぁ?」
母「気配があるから恐れてるのかもしれんけど、わからんよねぇ」
と二人で話していた。何なんだろう?
僕らは人間より耳も鼻もよく利く。人間がボーっとしてても、
僕らには分かっている事がたくさんあるんだよ。
バウは特にビビリ屋だから警戒したのかも知れない。それとも
調子が悪くて外に出る気分じゃなかったとか?さすがに僕にも
バウが話してくれないと分からないね。
でも、今年の夏は何かみんな調子が狂っちゃうね。暑さのせいかなぁ・・・
_ フードの香り!
夕方、母さんは保存容器に入れていた僕らのフードがきれたので
新しい袋を開けて移していたんだ。
ザーッ、バラバラ。実にいい音だしてるねぇ。
僕らはヨダレがダラダラさ。
耳、鼻の両方からフードだよって言葉が飛び込んでくる感じさ。
欲しいよぅ母さん。
一通り仕分けした頃合を見計らって父さんが
「母さん、そろそろイイかいねぇ」と聞いた。
「ああ、いいよ」と答える母さん。
どうもこれから父さんが僕を外に出そうとしているらしく、
フードの容器が並んでいたら僕は一目散にやって来て大変だ
ということらしい。
確かに僕は器用だよ。台所のフードの容器を簡単に開ける事ができる。
どうすればフタが開くかは既に学習ズミです。
僕らの知能を侮ってはいけないよ。目的を持った犬はとても賢いんだ。
ここだけの話、時々遊びにくる犬ダチも一度やったらしい。
さすが我らがラブ族だ。食べるという目的は最高のものだからね。
そんな僕らには注意をはらうくせに、メイには甘いんだよ。
メイは例のごとく、こっそりフードの側に来て袋から落ちた粒を
拾っては食べ歩いていた。
メイはダイエットじゃなかったの母さん。
僕らにもチョットくらい分けてくれてもいいのになぁ・・・