2006年08月08日 父さんの一大事 [長年日記]
_ 財布がない!
今朝、父さんが「ワシの財布しらんか?」と母さんに聞いていた。
母さんは「知らんよ。」と言っていた。
どうやら父さんは財布をどこかに置いたらしい。
車の中とか、着ていた服とか、あちこちウロウロしながら探していた。
人間ってだめだなぁ。
僕らは匂いをかいで探すのに、人間は何かをひっくり返したり、
中を覗いたりしてバタバタしている。
その上、誰か知らない?と人に尋ねてばかりいるんだ。
僕なら大好きな物のありかは忘れないよ。
家の中のどこにフードがあるか、全部当てる事ができるね。
昨日も母さんが何気に玄関に置き忘れたフードの袋を僕はキッチリ判別したよ。
袋はしっかり封がしてあるけど、僕の嗅覚に狂いはないのさ。
結局、朝は父さんの財布は見つからなかったらしい。
母さんが「仕方ないよね」と慰めていた。
でも夕方、父さんは母さんに「あったよ財布!」と報告していた。
何だかよく判らないけど、長々と財布のありかを説明してた。
だから、とても穏やかな夕食をしていたよ。
これが見つからないままだったら、どうだったんだろう?
全くね、父さん僕を見習ってね。
エヘヘッ。