トップ «前の日記(2006年09月29日) 最新 次の日記(2006年10月01日)» 編集

マッキーの部屋


2006年09月30日 何それ? [長年日記]

_ 赤いペンキ?

今日は母さんがドンドン、ガンガン、ギュイーンって音を立てて

何かをしていたんだ。

お昼になって、父さんが食事に帰ってきた。今日はお姉ちゃんも

家にいたんだよ。

父「母さん、また何やってんの?もー道具いっぱい出して。アッそれ

ダメなノコギリだよ。それにこれは電池がないから違うのにしないと・・」

母「いいのよ。私がやるんだから、こんなものでいいの。」

姉「母さん、何作ってんのよ?」

母「いいじゃん何でも。父さん、このデッカイ木を8本に切って」

父「はぁ?これいい木だよ。」

母「じゃこっちのヤツでいい。古い木だからいいでしょう。」

父「モーッ!」

何だか知らないけど、母さんは父さんやお姉ちゃんの話は無視して

何か作ろうとしていたんだ。

父「ハイ、切ったよ。で、どうするん?」

母「この板とこの木でイスを作るんよ」

父「はぁ??誰が使うの」

母「シオンよ。寝っころがれるでしょう。」

父「壊れるよ、すぐに。フフフッ」

母「いいの。私が作るんだから」

母さんは、父さんが言う事なんか気にせずドンドン、ガンガンと

仕事を続けたんだ。

父さんは仕事場が近かったらしく、ちょくちょく母さんの様子を

見に帰ってきた。

父「へぇー出来たんじゃ。」

母「まだよ、ペンキ塗るけん」

姉「私、いらないペンキとハケがあるよ」

母「うーん、赤色ねぇ。まぁでももったいないから、この際、

使っちゃいましょう。」

母さんは、さっそく作った物に赤い色を付け出した。

母「出来た!まぁいいでしょう。あり合わせの材料だし、こんなものよ」

母さん、せっかくですが、僕らはそれが気に入るかどうかは、

これからだからね。

気に入らない事もあるってこと、忘れないでね。

誰も近づかなかったらガックシなんだろうなぁ母さん。