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マッキーの部屋


2006年09月19日 オオオオ・・・・ッ!興奮。 [長年日記]

_ 僕の逆毛

夕方、母さんはいつもよりチョット遅く帰ってきた。もう父さんは、

その時は帰っていて、僕らの排泄も終わった後だった。

でも、父さんはこの前から始まった家の周りでドンドンガンガンする

仕事をしていたんだ。

いったい何してんだろう?父さん。

母さんは、一通り僕らに挨拶して、僕らのご飯を用意してくれた。

待ってました!この時を待って待って・・・

食事も済んで、僕はもう一度、排泄。

エヘヘッ、僕はご飯を食べてからじゃないと出来ない時が多いんだ。

もちろん、それまでに運動をいっぱいするとしたくなるんだけど、

夕方は母さんたちも忙しいから、バウみたいに一度に両方の用を

すませる犬はいいけど、僕はそうはいかなくて、いつも食後に

ゆっくりとさせていただきます。

食事も排泄もすんで、母さんは僕をシオンの所に連れて行き、

一緒に遊んだんだ。

知ってる?

僕らは興奮すると逆毛が立つんだよ。

見た事あるかなぁ。

背中の首した辺りの毛がぎゅうっと起き上がるんだ。

しっぽの付け根あたりの毛も逆毛立つことがあるよ。

ネコは逆毛立てて怒るところがあると母さんは言ってたけど、

僕ら犬族も逆毛って立つんだよ。凄いでしょう。

今日の僕はまさにその状態だった。

何だかとっても調子ずいて、シオンに負けないくらいパワーが

あったんだ。

シオンは体重、約42キロ。二本足で立たせると前足が母さんの肩に

手がいきます。

気を抜くと凄い衝撃の体当たりを食らうんだ。

今日の僕はもっと凄い。シオンの体当たりを真正面から受けて立ち、

僕も二本足で立って前足でシオンの前足を押さえ込んだね。

一度はシオンもバランスを崩して、ひっくり返る始末さ。

こんな熱いバトルだけど、決してケンカじゃないからね。

ケンカじゃないから、お互いに決してキバをむく事はないんだ。

これがケンカなら、むしろシオンが調子を合わせるどころか、

ピタッと動きが止まって、睨んでくる。

そして、ひくーい唸り声がそのうち聞こえてくるんだよ。

マジでシオンがキレたら、勇猛果敢な獣と化すんだからね。

母さんが以前いってけど、

「シオンがすっくと背筋を伸ばして立つ姿は、誇り高き一族の者って

感じがするのよね。親ばかかしら私って」

ホント、あなたは親ばかですよ。

ところで僕はどうなの?かあさん。