2006年08月16日 第12回地域福祉実践研究セミナー「松江市」 [長年日記]
_ 第 12回地域福祉実践研究セミナー「松江市」
締め切りはすでにおわっていますが[第 12回地域福祉実践研究セミナー]が、松江市で8月24日25日26日と3日間開催されます。
私達npo法人 プロジェクトゆうあいも25日の パネルディスカッションに参加いたします。
福祉マップの製作、松江てくてくマップから ユニバーサルべんとうの開発へと発展しました。
ワークショップ7『一人ひとりへのホスピタリティを大切に国際文化観光都市としての、まちづくり』-市民・ボランティア・NPO・企業など市民活動の協働
松江市は、地域特有の優れた観光資源を積極的に活用した、ホスピタリティあふれる観光都市づくりを市民とともに進めています。「地域の繁栄なくして企業の繁栄はなし」と、地域福祉の推進を基本理念に取り組む「企業ボランティア松江ネットワー
ク会議」には80を超える会社が参加しています。国際文化観光都市として発展しようと、地域住民を巻き込みながら、市民・ボランティア・NPO・企業が協働し、「まちおこし」とともに「人づくり」を行ない、元気な「まちづくり」に取り組んでいま
す。訪問される外国人の方も、障害のある方も、市民を含め誰もが安心して過ごせるまちになるよう、一人ひとりへの「ホスピタリティ」を大切に取り組む市民活動の協働実践について、事例だけではなく、実際の取り組みから体験的に学び、人と人、
人と社会のつながりを創る、団体や機関との協働による展開の視点と方法について考えます。
アドバイザー:佐藤陽(十文字学園女子大学)
事例報告1 :加島義雄(出雲国まほろばガイドの会会長)
事例報告2 :景山直観(合資会社一文字家専務取締役)
:今岡克己(株式会社ワコムアイティ専務取締役)
:三輪利春(NPO法人プロジェクトゆうあい理事長)
: 田中隆一 NPO法人プロジェクトゆうあい事務局長
フィールドワーク:若槻秋子(松江市観光ボランティアガイドの会会長)
会場:島根県市町村振興センター
#詳細につきましては
http://homepage3.nifty.com/jicw/files/2006semina/yoko.pdf
ごらんください。
#すでに申し込み受付を終えています。必要な所のみをテキストにしました。
島根県松江市
2006年8月24日(木)〜8月26日(土)
開催要項
主催:特定非営利活動法人日本地域福祉研究所
島根県松江市、社会福祉法人松江市社会福祉協議会
共催:社会福祉法人島根県社会福祉協議会
運営:第12回地域福祉実践研究セミナー実行委員会
1.開催の趣旨
介護保険制度の大幅な改革、障害者自立支援法の施行など社会福祉のシステム改革、また、三位一体改革、市町村合併、指定管理者制度の推進など地域福祉をとりまく環境が大きく変化しています。
そのような時代状況が変化する時代であるからこそ、地域住民が自らの地域の暮らしについて、ともに考え、話し合い、行動する住民主体の地域福祉実践がますます重要となり、そのような住民主体の実践をエンパワーメントする専門職の力量が問われ
ます。
島根県は、全国一の高齢県であり、松江市は、宍道湖の湖畔に位置する歴史と自然環境豊かなまちです。松江市では、2001年から21の地区公民館を拠点とした地区社会福祉協議会による「21地区地域福祉活動計画」の策定に取り組み、574の近隣小地
域活動を基盤に地区住民、福祉・教育関係者等が、自らの意思・知恵・熱意を持ち寄り、計画を策定し、現在、住民主体による地域福祉実践が行われています。また、市全体では、2004年に策定された「まつえ福祉未来21プラン」では、市内を5ブロ
ックに設定し、地域福祉ステーション(地域包括支援センター)を拠点に、「みんなでやらこい福祉でまちづくり」を合言葉に、地域の特徴を活かしたコミュニティソーシャルワーク実践を展開しております。
第12回地域福祉実践研究セミナーは、この島根県松江市を舞台に、『住民主体の地域福祉実践とまちづくり〜安心して住み続けるための包括ケアとコミュニティソーシャルワーク〜』をテーマに、全国の地域福祉実践に関わる様々な分野の実践家により
、激動の社会情勢にあってそれぞれの地域において、住民主体による福祉でまちづくりを進める実践のあり方を展望するセミナーにしていきたいと思います。
.本セミナーの特色
本セミナーは、わが国の地域福祉を理論・実践面でリードしている講師・アドバイザー陣を招き、質の高い実践的研修方法を採用しています。その特徴は次の通りです。
●地域福祉に関わる様々な分野の実践者が交流し討議することを通して、今後の地域福祉の実践に新たな見通しを拓きます。
●地域福祉の先駆的な実践現場に集い、そこの実践を分析することによる臨場感に富んだ研修の場を提供します。
●各分野のワークショップでは、コミュニティソーシャルワークを中心とし、参加者自身が課題を明らかにし、その課題解決の方策をアドバイザーとともに考察し、企画力・実践力の向上を図ります。
●ワークショップの達成課題を明らかにし、全体フィードバックでのプレゼンテーション・総括を通して、コミュニティソーシャルワーク・スキルの向上を図ります。
●地域福祉の分析および課題解決の企画を通して、新しいトータルケアシステムとしての地域福祉構築とその実践方法としてのコミュニティソーシャルワークのあり方を探ります。
3.主催
特定非営利活動法人日本地域福祉研究所、島根県松江市、社会福祉法人松江市社会福祉協議会
4.共催
社会福祉法人島根県社会福祉協議会
5.後援(予定)
島根県、島根県教育委員会、島根県社会福祉士会、島根県老人福祉施設協議会、松江市教育委
員会、松江市民生児童委員協議会連合会、松江市公民館長会、松江市公民館運営協議会連合会
松江市公民館協議会、松江市地区社会福祉協議会会長会、松江市町内会自治会連合会、松江市
ボランティア連絡協議会、企業ボランティア松江ネットワーク会議、松江市老人クラブ連合会
松江市手をつなぐ育成会連合会、松江市医師会、松江市歯科医師会、松江市薬剤師会、松江市
地域包括支援センター運営協議会、松江市身障者福祉協会、松江市連合婦人会、松江市PTA
連合会、松江市パトロールママの会、松江商工会議所、社会福祉法人桑友、NPO子どもセン
ター、島根大学
(順不同)
_ 6. 協賛(予定)
NHK松江放送局、BSS山陰放送松江支社、NKT日本海テレビ松江本社、TSK山陰中央テレビ、山
陰ケーブルビジョン、山陰中央新報社、共同通信社松江支局、時事通信社松江支局、朝日新聞
社松江総局、読売新聞社松江支局、産経新聞社松江支局、中国新聞社松江支局、毎日新聞社松
江支局、日本経済新聞社松江支局、新日本海新聞社松江支局、島根日日新聞社松江支社
(順不同)
7. 開催期日
2006年8月24日(木)〜8月26日(土) 3日間
8.会場
1)主な会場
○島根県民会館大ホール〒690-0887 島根県松江市殿町158℡0852-22-5506
○松江テルサテルサホール〒690-0003 島根県松江市朝日町478-18 ℡0852-31-5550
2)ワークショップ会場ワークショップ1〜8のそれぞれの会場
3)情報交換会会場『ホテル一畑』〒690-0852 島根県松江市千鳥町70℡0852-22-0188
9. 参加対象
社会福祉協議会職員、社会福祉施設職員、保健・医療・福祉・生涯学習に携わる職員、医療機関、ボランティア・NPO等、地域福祉実践に携わる職員や市民、大学院生など
10.募集定員
200名(先着順)
11.申し込み方法
1) セミナー参加申込書及び参加費
①参加申込書:7月26日(水)までに日本地域福祉研究所へ郵送またはFAXにてお送り下さい。後日、参加のワークショップ及び参加費振り込み手続き等をお知らせします。
#すでに締め切られています。
プログラム
8月24日(木) 松江市の地域福祉実践セミナー
会場:『島根県民会館大ホール』
12:30 受け付け開始
13:00 開会あいさつ
13:30 ミニシンポジウム松江市における地域福祉実践(報告)
(報告者)
松江市健康福祉部部長松本修司
松江市社会福祉協議会事務局長須田敬一
法吉地区社会福祉協議会会長石原智治
(進行)
上野谷加代子(同志社大学教授)
15:00 終了
休憩
15:10 シンポジウム
「住民主体の地域福祉実践(全国レベル)」
(シンポジスト)
NPO法人春日住民福祉協議会(京都府京都市)会長高瀬博章
社会福祉法人地域でくらす会(鳥取県米子市)理事長井上徹
琴平町社会福祉協議会(香川県仲多度郡)業務課長越智和子
(コーディネーター)
和田敏明(ルーテル学院大学教授)
(コメンテーター)
大橋謙策(日本地域福祉研究所理事長)
17:00 終了
18:00 情報交換会会場:「ホテル一畑」
8月25日(金) ワークショップ
タイムスケジュール
時間テーマ場所
9:00〜
17:30
ワークショップ1 生涯学習との連携による住民主体の地域福祉実践−法
吉地区の福祉コミュニティ構築に向けた取り組みに学ぶ
法吉公民館
ワークショップ2 地域包括支援センターにおけるコミュニティソーシャ
ルワークの展開
市社協在宅福祉
サービスセンター
ワークショップ3 商店街の活性化を通した高齢者・障害者にやさしいま
ちづくり— 天神地区の商店街の取り組みからー
まるべりー松江
白潟公民館
ワークショップ4 超高齢地域における住民主体の地域福祉実践を探る
—淞北台地区のフィールドワークをもとにー
淞北台自治会館
ワークショップ5 自立生活に不安を抱える市民を支えるソーシャルサポ
ートネットワークの構築
いきいきプラザ
島根
ワークショップ6 特別な支援が必要な子ども達への総合的な支援と福祉
教育の充実
城東公民館
ワークショップ7 1 人ひとりへのホスピタリティを大切に国際文化観光都市
としてのまちづくり— 市民・ボランティア・NPO ・企業など
市民活動の協働—
島根県市町村振興
センター
ワークショップ8 福祉でまちづくりを展望した地域福祉計画と地域福祉
活動計画の策定と進行管理
古志原公民館
オプション Ⅰ 自立生活支援における民生委員・児童委員の役割松江テルサ
ワークショップのテーマおよび内容
※ワークショップの参加者は終日、ひとつの分科会の参加になります。他のワークショップ、オ
プションプログラムへの参加はできません。申込書にて希望分科会をお知らせください。
ワークショップ1『生涯学習との連携による住民主体の地域福祉実践』
_ —法吉地区の福祉コミュニティ構築に向けた取り組みに学ぶー
法吉地区では、市地域福祉計画・地域福祉活動計画にもとづくモデル地区の指定をうけ、現在さま
ざまな取り組みが行われています。「住み慣れた地域でだれもが安全で安心して暮らせるまち」を目
指して、地区社協、公民館、自治会、民生児童委員その他多くの関係者での協働による地域活動が展
開されています。一方、松江市は古くから公民館を中心に生涯学習が盛んな地域です。住民主体の地
域福祉活動を推進していくためには、住民の学習活動が大切です。このワークショップでは、法吉地
区の先駆的な活動に学びながら、その過程のなかに住民の学習がどのようにあったのかを明らかに
し、これから各地で住民の学習活動と地域福祉活動の推進をどのように支援していけばよいのかを検
討します。
アドバイザー:原田正樹(日本福祉大学) 松端克文(桃山学院大学)
事例報告: 法吉地区社会福祉協議会会長石原智治
: 比津なごみの里副会長小数賀幹夫
会場: 法吉公民館
ワークショップ2『地域包括支援センターにおけるコミュニティソーシャルワークの展開』
松江市では、平成18年度より公民館の地域ブロック毎に5箇所の地域包括支援センターを設置し、
「まつえ福祉未来21プラン」に基づいた地域福祉ステーションの実現に向けて取り組んでいる。地
域福祉ステーションでは、コミュニティソーシャルワークの実践拠点として、保健師、主任介護支援
専門員、社会福祉士により、先駆的な取り組みが行われている。本ワークショップでは、松江市の地
域包括支援センターの取り組みを事例として、地域包括ケアシステムの構築に向けたモデル地域の取
り組み、及びハイリスク者や困難事例への支援を通して、地域包括支援センターの機能を実現する実
践的コミュニティソーシャルワークの展開について考える。
_ アドバイザー:神山裕美(山梨県立大学)
事例コーディネーター:
中央地域包括支援センター主任ケアマネージャー角知子
社会福祉士池田圭介
会場:市社協在宅福祉サービスセンター
ワークショップ3 『商店街の活性化を通した高齢者・障害者にやさしいまちづくり』
—天神地区の商店街の取り組みからー
2006年4月、社会福祉法人桑友は、松江市から徒歩10分の天神に自然食レストラン「まめや」
をオープンした。ここは精神障害者と市民が触れ合う場でもある。「まめや」には3つの「こだわり」
が込められている。1つは、精神障害者の「働きたいんだ」へのこだわりである。障害者でもこれ
だけのことが出来ることを証明しようとする。2つめは、食へのこだわり、それも旬のもの、地元
の食材など野菜を中心とした自然食へのこだわりである。「食は体を養い、病を治し、心を癒し、人
をもつくる」をモットーとしている。3つめは、地域へのこだわりである。きめ細かくダイナミッ
クな地域ネットワークは松江の自慢の一つだ。全国的に「シャッター通り商店街」という街の空洞
化が進む中で、高齢者や障害者にやさしいまちづくりが求められている。「まるベリー松江」の取り
組みから、商店街の活性化に貢献する福祉活動の可能性を探ってみたい。
アドバイザー:田中英樹(長崎ウエスレヤン大学)
事例報告: 社会福祉法人桑友総括施設長武田牧子
: 天神町商店街関係者
: 白潟地区社会福祉協議会関係者
会場: まるベリー松江、白潟公民館
ワークショップ4 『超高齢地域における住民主体の地域福祉実践を探る』
—淞北台地区のフィールドワークをもとにー
1960 年代後半に開発された一戸建て、県営住宅等が混在する松江市淞北台地区(一戸建ての地区
は、高齢化率が2003年現在で推計値37%)では、自治会内に設置された、「いきいきライフを推進す
る会」が中心となり、高齢者の自立支援活動に加え、新たに病院等と連携した健康講座、留学生家族
との交流会、子育てサロン開設の準備など住民主体の地域福祉実践に取り組んでいる。この淞北台地
区をフィールドとして、実際に地域を歩くなどして、5年後を見据えた超高齢地域における住民主体
の地域福祉実践のあり方を住民とともに探りたい。
アドバイザー:宮城孝(法政大学)
事例報告: 淞北台自治会長富永利典
: 淞北台いきいきライフを推進する会会長高橋博
: 城北公民館館長( 城北地区社協会長兼任) 真先正敏
会場: 淞北台自治会館
ワークショップ5 『自立生活に不安を抱える市民を支えるソーシャルサポートネットワー
クの構築』
松江市においては、地域福祉権利擁護事業の利用者数は全国でもトップレベルにあり、また成年
後見等の組織もあり、さらに福祉オンブズ制度も設けられている。また、手をつなぐ育成会が安全
ネットについて警察との連携をすすめている。高齢者、知的障害者、精神障害者等判断能力が十分
ではない人たちは、サービス利用や金銭管理等日常生活において多くの不安や課題を抱えている。
また、近年の高齢者や障害者の犯罪被害の多発、さらには災害時における対応なども課題となって
いる。このような人たちを支える地域のサポート体制が今後ますます重要となる。松江市の事例な
どをもとに、どのような地域の支援体制を構築するか考える。
アドバイザー:小野敏明(田園調布学園大学)
_ 事例報告: 武田信子( 松江市手をつなぐ育成会)
: 認知症独居高齢者の地域支援関係者
会場: いきいきプラザ島根
ワークショップ6 『特別な支援が必要な子ども達への総合的な支援と福祉教育の充実』
松江市では、「特別な支援が必要な子どもたちの総合支援事業〜ふるさとあったかスクラム事業
〜」を平成15年度から3年間実施してきた。この事業は、松江市教育委員会が島根県からモデル指
定を受けて行った事業であるが、松江市においては8地区(小学校区単位)で公民館、地区社協、
保護者や地域のボランティア等によって自主的な活動へと展開してきている。全国的にも「特別支
援教育」の導入により、個別教育支援計画作成や特別支援教育コーディネーターの配置による校内
システム構築がこれからの課題となっているが、松江市においては小地域単位で学校と地域が連携
した取り組みが展開されている。このような「共に学ぶ」環境が全国的に広がりつつある中で、共
に生きるための福祉教育の必要性が改めて問われている。松江市の実践に基づきながら福祉と教育
の連携のあり方とそこで求められる福祉教育実践について考える。
アドバイザー:中島修(東京国際大学)
事例報告:「特別な支援が必要な子どもの総合支援事業〜 ふるさとあったかスクラム
事業〜 」関係者
会場: 城東公民館
ワークショップ7『一人ひとりへのホスピタリティを大切に国際文化観光都市としての
まちづくり』-市民・ボランティア・NPO・企業など市民活動の協働
松江市は、地域特有の優れた観光資源を積極的に活用した、ホスピタリティあふれる観光都市づ
くりを市民とともに進めています。「地域の繁栄なくして企業の繁栄はなし」と、地域福祉の推進を
基本理念に取り組む「企業ボランティア松江ネットワーク会議」には80を超える会社が参加してい
ます。国際文化観光都市として発展しようと、地域住民を巻き込みながら、市民・ボランティア・
NPO・企業が協働し、「まちおこし」とともに「人づくり」を行ない、元気な「まちづくり」に取り
組んでいます。訪問される外国人の方も、障害のある方も、市民を含め誰もが安心して過ごせるま
ちになるよう、一人ひとりへの「ホスピタリティ」を大切に取り組む市民活動の協働実践について、
事例だけではなく、実際の取り組みから体験的に学び、人と人、人と社会のつながりを創る、団体
や機関との協働による展開の視点と方法について考えます。
アドバイザー:佐藤陽(十文字学園女子大学)
事例報告1 :加島義雄(出雲国まほろばガイドの会会長)
事例報告2 :景山直観(合資会社一文字家専務取締役)
:今岡克己(株式会社ワコムアイティ専務取締役)
:三輪利春(NPO法人プロジェクトゆうあい理事長)
フィールドワーク:若槻秋子(松江市観光ボランティアガイドの会会長)
会場:島根県市町村振興センター
ワークショップ8『福祉でまちづくりを展望した地域福祉計画と地域福祉活動計画の策定と進
行管理』
松江市では、2001年度に小学校区単位の地区地域福祉活動計画を住民主体で作成し、その上で、
2004年度に市行政と市社協の協働により地域福祉計画及び地域福祉活動計画を一体的に作成し、目
下実践展開中である。その計画の特色は、①住民主体と公私協働の計画策定方式、②課題のきめ細
かい把握に立脚した策定方法、③地区計画を含む2層構造の計画構成、④重層的なエリア設定によ
る包括的地域ケア体制を中心とする計画体系などである。松江市から、具体的に地域福祉計画と地
域福祉活動計画の策定と進行管理の視点と要点を学ぶと共に、コミュニティソーシャルワークの考
え方に立脚する計画策定及び進行管理に必要な視点と方法の理解を深め、参加者の計画策定・管理
能力の向上を目指す。
アドバイザー:鷹野吉章(文京学院大学)
事例報告: 松江市健康福祉部次長石飛秀人
: 松江市社会福祉協議会事務局長須田敬一
: 古志原地区地域福祉活動計画策定関係者
会場: 古志原公民館
オプションメニューのテーマ及び内容
ワークショップとは別企画として、オプションメニューを企画しています。これは主に島根県
内の方々を対象とした地域福祉の入門講座です。セミナー参加者はワークショップへの参加を原
則としますが、関心のある方はこのオプションメニューに参加することもできます。ただしその
場合、ワークョップへの参加はできません。
オプションメニューⅠ 自立生活支援における民生委員・児童委員の役割
時間13:30〜16:00
対象者松江市民生児童委員協議会連合会等
コーディネーター菱沼幹男(創造学園大学)
会場松江テルサ
8月26日(土)ワークショップ総括コンサルテーション・鼎談
会場:『松江テルサテルサホール』
9:00 ワークショップ総括
ワークショップアドバイザーによるワークショップ総括
全体コメント上野谷加代子(同志社大学)
10:30 終了
10:40 鼎談
『地域福祉と住民の主体形成
〜みんなでやらこい「福祉でまちづくり」〜』
松浦正敬松江市長(予定)
福間敬明全国公民館連合会副会長
大橋謙策日本地域福祉研究所理事長
◇鼎談終了後に、杵屋五司郎氏による三味線演奏がございます。◇
杵屋五司郎長唄、三味線演奏家。東京芸術大学非常勤講師、昭和音楽大学講師。
「松江舟唄」(歌:長山洋子、今年6月ビクターより発売)の作曲者。
_ 12:30 閉会あいさつ
【特定非営利活動法人日本地域福祉研究所】
日本福祉研究所は、1994年12月23日に地域福祉の研究及び実践の推進に寄与することを目的
に任意団体として設立され、2000年1月17日に特定非営利活動法人として認証されました。
当研究所は、全国各地で草の根の地域福祉実践をしている人々を支援し、必要な情報提供を行
い、その実践の理論化・体系化を推進するという設立の精神を使命として、『地域福祉実践研究
セミナー』の開催をはじめ各種事業を着実に展開・実施し、実践に対するコンサルテーションを
行うことによりコミュニティソーシャルワーカーの資質と専門的力量の向上に努めてきました。
また、地域福祉実践とりわけコミュニティソーシャルワーク実践とその支援活動の社会的意義及
び評価がますます高まっているなか、そうしたニーズに対応していくため昨年度からコミュニテ
ィソーシャルワーク実践者養成研修を実施しております。
<顧問・客員研究員一覧>
研究所役職氏名所属研究所役職氏名所属
顧問三浦文夫東北福祉大学大学院客員研究員市川一宏ルーテル学院大学
顧問右田紀久恵大阪市社会福祉研修センター客員研究員山本主税長崎国際大学
顧問慎燮重長崎ウエスレヤン大学客員研究員岡部和夫名寄市立大学
顧問永田幹夫福祉文化研究所客員研究員野口定久日本福祉大学
客員研究員上野谷加代子同志社大学客員研究員小松理佐子日本福祉大学
客員研究員筒井のり子龍谷大学客員研究員高橋信幸長崎国際大学
客員研究員牧里毎治関西学院大学客員研究員朴泰英大邱大学校
客員研究員森本佳樹立教大学客員研究員朴壽天韓国保健福祉部
<第4期役員>
研究所役職氏名所属研究所役職氏名所属
理事長大橋謙策日本社会事業大学理事本田芳香埼玉県立大学
副理事長宮城孝法政大学理事鷹野吉章文京学院大学
副理事長田中英樹長崎ウエスレヤン大学理事中島修東京国際大学
理事小野敏明田園調布学園大学理事菱沼幹男創造学園大学
理事野川とも江埼玉県立大学理事崔太子日本社会事業大学大学院
理事原田正樹日本福祉大学監事青山登志夫静岡英和学院大学
理事佐藤陽十文字学園女子大学監事千葉茂明目白大学
【お問い合わせ先】
特定非営利活動法人日本地域福祉研究所事務局(担当)井上・高田・岡村
〒162-0845東京都新宿区市谷本村町3-27 ロリエ市ヶ谷3階
℡ 03-5225-0237 Fax 03-5225-0238 E-mail jicw@nifty.com
ホームページhttp://homepage3.nifty.com/jicw/index.htm
*お電話でお問い合わせの方は、月〜木10:00〜17:00の時間帯にお願い致します。
いじょうです。