2007年01月17日 高精度の位置・方向検知システムの開発について 中国電力株式会社 [長年日記]
_ 高精度の位置・方向検知システムの開発について 中国電力株式会社
今朝の新聞に 地方新聞です。 妻が新聞を持ってきて記事を読んでくれました。
早速、高精度の位置・方向検知システムの開発について 中国電力株式会社様へ お
電話し お話をお聞きしました。
高精度の位置・方向検知システムの開発について 中国電力様 ホームページは
http://www.energia.co.jp/press/06/p070116.html
です。
松江市でも 視覚障害をお持ちの方を対象とした実証実験を行っていただきたい お
願いをしました。
視覚障害者の一人として すごく期待しています。
下記は 報道資料をいただきました。
絵や図がありますが、はぶきます。 すみません。
詳しくはみなさま 中国電力様のホームページ、上記ホームページをご覧ください。
平成19年1月16日
日本電気株式会社
有限会社アール・シー・エス
中国電力株式会社
高精度の位置・方向検知システムの開発について
日本電気株式会社(本社:東京都港区,代表取締役 執行役員社長:矢野 薫),有
限会社アール・シー・エス(本社:尼崎市,代表取締役社長:河野 公則)および中
国電力株式会社(本社:広島市中区,取締役社長:山下 隆)は,このたび,高精度
で位置および方向を検知するシステムを開発しました。
本システムは,位置検知精度が±30㎝程度,方向検知精度が±1度程度であり,
汎用無線を用いたシステムとしては世界最高クラスの検知精度となります。
本システムは,ユニバーサル社会※1の実現を目指して開発が進んでいる自律移動
支援システム※2への適用を目指しており,今後,更なる高精度化などの改良を進め
るとともに,工場等における作業員の位置の把握や倉庫内における保管物の管理など
,様々な用途への活用を目指して取り組んでいきます。
(※1)ユニバーサル社会
「誰もが安心して暮らすことができ,その能力を最大限に発揮できる社会
」といった意味で用いられる。
(※2)自律移動支援システム
「移動経路」や「目的地」などの情報について,利用者に適応した形で情
報提供・情報交換できるシステム。ユニバーサル社会実現のために必要なシステムと
して開発が行われている。
1.システム開発の目的
近年,ユニバーサル社会の実現を目指して,自律移動支援システムの開発が盛ん
に行われており,国土交通省と民間企業等による共同研究・社会実験の実施,自律移
動支援プロジェクトの立ち上げなど,システムの開発・実証試験が続けられています
。 しかし,これらのシステムが実用化されるためには,装置を設置するための支
持
,装置間を結ぶ通信ネットワークなどが必要であり,多額の設備投資等が必要にな
ることが予想されます。
中国電力グループでは,電柱,通信ネットワークなどの設備を保有しており,こ
れらの設備やグループ会社の持つノウハウなどを有効活用することで自律移動支援シ
ステムの普及に貢献することが可能であると考え,システムの開発を促進するために
,コア技術となる高精度で位置・方向を検知する技術の開発を行ってきました。
2.システムの概要
(1) システムの構成
本システムは,現在の位置・方向を確認してPDA(個人用携帯情報端末)など
に情報を提供する「携帯端末」,位置および方向検知のために必要な情報を携帯端末
に送る「基地局」,基地局の管理・制御を行う「基地局制御サーバ」の3種類の装置
で構成されており,各装置間の通信には無線(IEEE802.15.4※3)を使
用しています。
(※3)IEEE802.15.4
短距離無線通信規格の1つであり,低消費電力,到達距離が大きいなどの特長をもつ
。(2) システムの特長
① 高精度な位置・方向検知
アンテナの構成や携帯端末における計算処理方法などに独自の工夫を加えるこ
とで,高精度な位置・方向検知を行うことが可能になりました。
なお,7m間隔で基地局を設置して実験を行った結果,位置検知精度が±30
㎝程度,方向検知精度が±1度程度であることが確認できました。これは,携帯電話
やカーナビゲーションシステムなどで一般的に使用されているGPSシステムと比較
して,約10〜100倍程度の高い検知精度になります。
② 低価格でのシステム構成
基地局制御サーバと基地局間を無線で通信する構成にすることで,基地局ごと
に通信線を布設する必要がなく,また汎用無線(IEEE802.15.4)を用い
ることで,安価なシステム構築が可能となりました。
③ 初期設定・保守が容易
基地局制御サーバから無線で基地局の初期設定やメンテナンスを行うことがで
きるため,初期設定や保守を容易に行うことができます。
とあります。
視覚障害者 外出時の 自分の位置や 道を間違えて今自分がどこにいるかわからな
くなる事もよくあります。
そんなときに すごく役にたつと思いますし、 近くに バス停などあるのならば
そんな情報も入ってくると思いますし、
am微弱電波を使った 誘導支援システムと 一緒に活用も すごく硬貨あるのではと
思います。
視覚障害者の一人として、とても 嬉しい情報でした。