2008年04月14日 「遠き道展」 視覚障害者に対する観賞ガイドツア 北海道立帯広美術館 [長年日記]
_ 「遠き道展」 視覚障害者に対する観賞ガイドツア 北海道立帯広美術館
おはようございます。 とても天気の良い松江市です。 昨日も天気の良い一日でした。
昨日は 松江市の私達視覚障害者の団体である 松江視覚障害者協会の総会が開催され参加しました。 本年度もみなで新規一転!がんばります。
会合が終わって 髪ものびのびで伸びていましたので、 短く髪を切りました。
_ さて、4月11日から、北海道立帯広美術館で、視覚障害者も楽しめる日本画展覧会「遠き道展」が開催されています。
展示作品を、てくてくラジオで紹介するサービスも実施されているのではないでしょうか!
触覚ディスプレー ouv300も展示されていると思いますが、 ケースの中で機器にはさわれないかもしれませんね。
_ ここから
ご案内分です。
_ #上記はすでに終了しています。
_ 視覚にハンディのある方対象ワークショップ
5月31日10時−12時
描いて触ろう自分だけの絵!
蜜蝋ペンで描いていただけます。
北田克己氏と一緒に一人一人絵を描いてもらいます。
最後に講師と参加者の2人のサインを一枚の絵に入れて完成。記念にお持ち帰り下さい。
定員10名
_ 事前に予約が必要です。
遠き道展ホームページ http://www.geocities.jp/artmuseumjp/ 遠き道展ホームペー 北海道立帯広美術館 http://www.dokyoi.pref.hokkaido.jp/hk-obimu/index1.html 北海道立帯広美術館 です。_ 「遠き道展」は、視覚障害者も楽しめるように、工夫された現代日本画の展覧会です。
平成20年11月には、島根県の今井美術館でも開催される予定です。
趣旨
当展覧会は普及という言葉を主旨にしています。一つは現代日本画の普及、一つは視覚にハンディキャップのある人に対する絵画の鑑賞方法の普及です。
現在日本画の公募展が行われている地域は巡回展を含めても限られています。当展覧会では公募展の作品及び公募展以外の作品、加えて大作で構成されており現在の日本画のトレンドを鑑賞していただく機会をご提供することにより日本画を愛してくれる人。日本画を目指してくれる人を増やすことの普及
を目指しています。
現在視覚にハンディキャップのある方々に対する平面の鑑賞機会はほとんどありません。又いかなる鑑賞方法が有効であるか及びどのような方法が現在考えられているかという事が全国的に統一されて知られている物ではありません。
当展覧会では現在考えられているほとんど全ての方法を一同に実施し理解を深めていただき視覚にハンディのある方々の美術鑑賞の普及に資することを目指しています。
我々は視覚に障害がある方が完全に絵を健常者と同じ精度で見て頂くことは不可能であることは理解しています。
ただ大切なことは視覚にハンディキャップのある方が美術を通して1カ所行ける場所が増えること1つ話す話題が増えること。そういうことがいかに喜びであるかを理解しその方法を普及させることにあります。
健常者・障害者にかかわらず、人として生きている中で優しさが大切であると考えています。