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としまる日記@島根ハーネスの会


2006年09月03日 映画「こんばんは」松江上映会のホームページができました [長年日記]

_ 映画「こんばんは」松江上映会のホームページができました

prですみません。 個人的ですが、映画のバリアフリー上映会を 普及啓発活動を広くおこなっています。 11月19日 「日曜日」 松江市プラバホールで 映画 「こんばんは」松江上映会を開催いたします。 もちろん バリアフリー上映会です。 実行委員会が立ち上がり動き始めました。 映画「こんばんは」は、夜間中学のドキュメンタリー映画です。 「こんばんは」で始まる学校 夜間中学は、戦後まもないころ、家の手伝いをしたり、働きに出されたりして昼間の学校に通 えなかった子どもたちのために開設されました。当時は学齢の生徒がほとんどでしたが、 現在は様々な事情で「教育」を受けられなかった人々(義務教育を 終えられなかった人、十分に勉強ができなかった人、日本語を学びたい人たちなど)が、年齢・国籍に関係なく学んでいます。   内容 映画の舞台は東京都墨田区立文花中学校の夜間学級。 山田洋次監督の映画『学校』のモデルの一人でもある見城慶和先生らが教壇に立っている。 そこには様々な理由で『普通に学ぶ機会』を得られなかった人々が年齢・国籍に関係なく学んでいる。異年齢間の交流、教師と生徒の温かい人間関係、そして受験競争のための勉学ではなく、生きるために学ぶ真摯な姿。 不思議なやさしさと温かさに包まれた、今まで出会ったことのないような学校があった。 メモ 夜間中学は今まで映画やテレビで描かれてきました。しかし今回の映画は夜間中学に学び、卒業した人達と共に作られた映画です。作り手の勝手な思いや番組製作のためだけに学校を利用するのではなく、カメラが入ることが、学校にとっても、学ぶ人 達にとってもプラスになる映画作りを基本におきました。 撮影前に1年近く教室に同席して生徒、先生方と交流を重ね、理解と支持を得てからカメラを教室に持ち込みました。約一年半の撮影で二百数十時間の映像を記録し、映画『こんばんは』が生まれました。 ナレーション 倍賞 千恵子 映画に参加してくださった方々 墨田区立文花中学校 夜間学級の生徒・教職員の皆さん 音楽監督 小六 禮次郎 監督 森 康行 メッセージ 映画『こんばんは』 監督 森 康行 不登校生徒が13万人を越え、教育の危機学校崩壊が叫ばれる中で教育の原点をもう一度見つめ直そうというところから夜間中学の映画『こんばんは』の制作が始りました。 夜間中学にはさまざまな理由で義務教育を受けることが出来なかった人達がきています。年齢も15歳から91歳までさまざまです。そこでは効率優先や競争主義の教育は行われていません。 一人一人が必要とする勉強がそれぞれに合った方法で行われています。その中で生徒達は今まで読み書きが出来なかったり、学校に行くことが出来なかった苦難から解放され、生きる希望と自信を身につけて行きます。ここには「教えるとは希望を語こ と 学ぶとは誠実を胸にきざむこと」という教育の原点が確実に息づいています。 閉塞し、荒廃が進む現代の中で、教師や親、生徒はもちろんのこと多くの人に観て戴きたいと思っています。 見城慶和 私は夜間学校教師生活42年間の中で、多くの人たちと出会ってきました。どの人も学ぶべき時に学べなかった重いドラマを抱えています。夜間中学の教室には、わが国の過去の過った歴史の被害者たち、現在の歪んだ社会や競争原理に支配された学校で 痛めつけられた人たちなどが、「時代の生き証人」として座っているのです。そうした人たちの傷の痛みをすこしでも癒し、それぞれが自立してこの日本の社会で生きていくのに必要な基礎学力や知識をつけていくのが夜間中学の仕事です。「学びと何 か、学校はどうあるべきか」という問いかけへの確かな答えが、ここには息づいています。  夜間中学にいると、170万人を超えるといわれている義務教育未修了者たちのうめき声が聞こえてきます。いま全国夜間中学校研究会では、こうした人たちの学びを保障するために日本弁護士連合会に人権救済の申し立てを行い、国に対して公立夜 間中学の増設を強く求めています。21世紀の初頭にこのドキュメンタリー映画『こんばんは』を世に問う意義は、はかり知れなく大きいものがあると確信しています。 以上です。 11月19日 松江市プラバホールにて 映画「こんばんは」バリアフリー上映会を開催いたします。 上映会の事をより多くの皆様にも知っていただきたく、 Webサイトが準備されました。  まだできたばっかりですが、これから情報提供も多くなるとおもいます。アドレスは http://konbanwa.kineko.net/ 映画「こんばんは」松江上映会ホームページ です。ブログの日記型式で 情報が蓄積されてゆくと思います。 みなさま 宜しくお願いいたします。

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