2008年10月18日 あさひ盲導犬訓練施設 [長年日記]
_ 島根の盲導犬協会
10月に新しく開所した旭町の日本盲導犬訓練協会 あさひ訓練センターに見学に行きました。
ここでは、盲導犬を訓練したり、盲導犬と使用者が一緒に生活する設備や職員が配置されています。
日本盲導犬協会は、全国に何箇所か訓練所を持ち、全国に盲導犬ユーザーをかかえる大きな組織です。
他にも盲導犬協会は全国にいくつかありますが、中国四国地方にはありませんでした。
しかし、この島根にできた訓練所のお陰で、こちらの訓練所にお世話になるユーザーも多くなるでしょう。
ユーザーさんにとっては、訓練所との距離は遠くより近いほうがいいからです。
新しい施設は、何もかもが新鮮です。
職員の方も明るくて、とても気持ちの良いものです。
来月には、ユーザーさんとなる人が来て、訓練を開始すると言う事でした。
本当に幼い子犬は見えませんでしたが、訓練をする犬たちが数頭いて、
みんなニコニコ笑顔で迎えてくれました。
今日は、一般の施設見学の人もいて、みなさん熱心に職員の説明を聞き、施設を見学していました。
こうした地道な活動が、理解者を増やすことにも繋がります。
私も6年前にマッキーを京都の訓練所に迎えに行く前に、見学日に参加しましたが、
その時に受けた衝撃は今でも心に残っています。
興味だけで参加した私は、本当に軽い気持ちでした。
でも、ユーザーの話を聞き、犬を見て、盲導犬って何をするの?
どうしたら盲導犬を理解するの?という事を初めて教えてもらいました。
いくら本を読んでいても、ユーザーの実体験の話や、本物の犬に会ってみないと
分からない事があります。
これからも多くの人に理解してもらうために見学をしていただきたいと思いました。
すばらしい訓練センターですね。ですが、受刑者の方が月曜〜金曜日までパピーウォーカーされて、週末の土、日が一般家庭で・・・という初めての試み〜一からのスタートです・・・。新しいチャレンジ頑張ってほしいですし、いいワンちゃんが育ってくれますように・・・。