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マッキーの部屋


2007年09月23日 遺伝子 [長年日記]

_ 盲導犬の適正?

夕方、母さんはテレビを見ながらつぶやいていた。

母「すごいなぁ。今の時代、犬の人工授精により、特定の素質を持った犬を産み育てることが

 できるようになってきているんだ。話には聞いてたけど、テレビで見てなるほどって思うなぁ」

父「ふーん」

母「確かに、マッキーのように盲導犬の適正に合わない犬がいて、繁殖犬から

 産まれた全ての犬が盲導犬になるなら、すごいことなんでしょうけどね。

 現実はそうじゃない。盲導犬になれるかどうかは、一頭ごとに違う性質とか

 他にも理由があるとは思うけど、難しいことだと思うよホント。」

父「うちのマッキーの場合は落ち着きがないことが一番の理由だよね」

母「そうよねぇ。集中力って人間でも個人差があるけど、犬も一緒だよね。

 マッキーには盲導犬としての適正は十分じゃなかったかもしれないけど、

 他の犬にはない良いとこも一杯あるもんね」

父「本当?ハハ八ッ」

母「マッキー、父さんがあんなこと言ってるよ」

マッキー「ウーッ」

僕の気持ちなんて、どうせ気にしてないでしょう。

まぁ僕は僕だからね。

盲導犬の研究は、遺伝子レベルでされているんだって。

何だか難しい話みたいで、僕にはよくわかんないけどね。

僕の兄弟も盲導犬になったやつがいるんだけど元気かなぁ。

お互い、もう7歳。

年取ったなぁ・・・・