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ハウル@矢野


2014年07月09日 ★船通山(せんつうざん)登山をしました! [長年日記]

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★船通山(せんつうざん)登山をしました!

_ ハウル@矢野です。

今回は、船通山(せんつうざん)登山をしましたのでレポートです。

船通山(せんつうざん)は鳥取県日南町と島根県奥出雲町との県境にある標高1,142m

の山です。

船通山一帯は、比婆道後帝釈国定公園に指定されている島根県屈指の景勝地です。

古代出雲の神話に出てくる「ヤマタノオロチ」は、この山からいでている斐伊川が舞

台です。

島根県側から船通山自然観察モデルコースで登ります。

船通山へ登るには、「鳥上コース」と「亀石コース」の2つのコースがあります。

「鳥上コース」【鳥上滝コース】は、約2.4㎞で、比較的楽なコースです。

他方「亀石コース」は、約2,2㎞と距離は短いですが、健脚な人向けのコースです

今回は、「鳥上コース」で登ることにしました。

一般には、約1時間40分くらいで頂上にたどりつくそうです。

今日は、5月3日 9時30分、天気は晴天です。

駐車場は、既にほぼ満車状態です。ここで、トイレをすませてから、もう少し上の駐

車場に行きます。こちらも満車でしたが、なんとか※(1代注射)1台駐車出来まし

た。

登山道入り口にさしかかると、すでに下山する人と会います。お互いに「おはようご

ざいます。」とあいさつするのも登山の気持ちよいところです。

石畳の登山道は、水源から流れる川幅約1.5メートルのサラサラと音をたてて流れ

る清流沿いにあります。

その昔、船通山が山陰と山陽を結ぶ交通の要であったことを物語る、気持ちのよい石

畳の山道が続いています。

登山道の両側から茂る樹木でほとんど陽は差しません。

石畳からその後は、少し湿っぽい地道になります。

比較的なだらかな登り坂が続きます。

このあたりまでは、盲導犬のハウルといつものように歩きます。

ハイキングコースかと思いきや一つ目の川の横断あたりから、石がゴロゴロとし始め

ます。スニーカーではだんだんきつくなります。追い越されたり、すれ違ったりする

人の服装や足元は、きちんと登山のいでたちです。

やっぱり装備はきちんとすることをお勧めします。

コブシやヤマザクラなどいく種類もの樹木が生い茂っています。足元近くには、草木

に名札もかかっています。

小鳥もこの季節では、美しい鳴き声をしています。私にはウグイスやあとは何種類か

聞いたことのある鳴き声が気持ちよくさわやかな気分にしてくれています。約70種

類も生息しているそうです。

バードウオッチングに興味のある方にはとっておきの場所でしょうね。

何度も川を横切り、ベンチで小休憩をしながら登ります。

後からの人に追い抜かれながら、登っていきます。

この先に二つの川が合流している地点があります。落ち葉の下にサンショウウオの仲

間も生息しているそうです。

頂上まであと1400mの地点です。やっと、始点から約3分の1のところまで登ってき

ました。

自然石で造られた石段を一段ずつ登り、小川を何度も横切りながら一歩ずつ足を進め

ます。

川を渡るには、飛び石に足を一歩ずつ差しだします。

石がグラグラしているのと滑りやすいのでとても気を使います。

本当なら汗だくになるところでしょうが、沢沿いなので、涼風が心地良く吹いていま

す。

天気は良いですが、日光が射さないので、足元は落ち葉と湿った土でズルズルで、バ

ランスを取るのも一苦労です。

_ 後半へ続きます。

_ 前半の続きです。

標高780m、登り口から850mの地点につきました。

いよいよ、このコースの一番の見どころ「鳥上(とりかみ)の滝」と「石割欅(いし

わりけやき)」が見えてきました。

「鳥上の滝」は、斐伊川の源流で、高さは16mあります。古事記には、後にスサノオ

ノミコトに退治されたヤマタノオロチがこの滝を根城にしていたと書かれています。

(おろち)オロチは、八つもの頭があり体もかなり大きいという感覚でしたが、水か

ら出ると大きくなるのでしょうか。

そんなに大きな滝壺ではありません。神話って感じですね。

滝のそばの玄武岩の割れ目には、樹齢300年以上の大きなケヤキがあります。この老

大木を「石割欅」といい、樹高は15m、名が示すように、その根は大岩塊を通り抜け

て約60度の角度で節理にそって下り、土の中に入っているそうです。

なんだか、オロチを守っている御神木の雰囲気が漂います。

樹木でうっそうとしていてよくはわかりません。

ここらで、私の体力も限界に近付いているようで、だんだんと息も切れ切れです。

滝の高さほどの鉄骨の階段を手すりにつかまり、懸命に上ります。

階段を登るとまた、つづら折りの山道を川を横断しながらひたすら歩き続けます。こ

のあたりからミズナラやカエデの高木が出現します。

特にホソバウリハダカエデの大木は、ここ船通山のほかには三瓶山に1本確認されて

いるだけの珍しい品種なのだそうです。

坂道を上っていくと、やがてブナ林が現れます。ブナ林は日本海側と太平洋側で生育

している植物の種類が違うことが知られているのだそうです。私には理解不能です。

それと、サンヨウトリカブト、シシガシラ、ホオノキ、ミズナラ、ヤマボウシ、ユキ

ザサなど、他に数多くの植物が見られます。

私には、トリカブトと聞いて毒殺が出来るあの植物とピンときましたくらいです。

このあたりから今までは、樹木が生い茂っていましたが、空が見えてきました。

久しぶりの空です。なんとなく霞んだ空です。

頂上までは約300mです。

平坦な尾根道が続きます。「あともう少しです。」とサポートの方に励まされて頂上

を目指します。

シバ草原の平坦な尾根道の脇には、かわいらしい小さい花が沢山咲いています。

このあたりの尾根道は頂上に近く、風雪が強いために高木は育たないそうです。低木

が多く生育しています。草本では、カタクリなど、鮮やかな花を咲かせる種類が咲い

ています。

カタクリの花は今が最盛期です。

船通山のもう一本の登山道との合流点にやっとたどりつきます。亀石コースからも大

勢の人が登ってきます。

ここでは、アシウスギ、コマユミ、ヤマボウシなどの植物が見られます。

山頂には、ヤマタノオロチの尾から出たとされる剣の標柱やスサノオノミコトを祀っ

た祠があります。空気が澄んだ晴れた日には、大山や弓ヶ浜半島、中海、宍道湖のほ

か、はるか隠岐島まで360度に広がるパノラマを楽しむことができるそうです。

今日は、少し霞んでいてそれらは見ることが出来ませんでした。

その代わりに、不思議な現象を見ました。何と虹っぽいものがみえました。虹は、普

通は円弧を描いていますが、水平か反対に上を向いて反っている感じです。

テレビのカメラマンがカメラを回していました。きっと、珍しい現象なのでしょう。

到着は、午前11時30分でした。約2時間の行程ですね。

息も絶え絶えにシートを広げます。あー、疲れました。

風が強いのでしっかりとシートを抑えながら缶ビールを飲みます。

お待ちかねのお弁当を食べます。周りにも家族連れやグループ毎に楽しそうに歓談し

ている声が聞こえてきます。

尾根は広いので沢山の人がいても尾根から落ちることはありません。それにしても何

人位の人が今日だけで、登頂したのでしょうか。

1時間くらい休憩してから、山を降ります。

頂上から数百メートル下ったところに岩肌から浸み出ている斐伊川の源流の水飲み場

がありました。

登る時には気がつきませんでした。ハウルもおいしそうにたくさん飲みます。

登ったのと同じルートで下山します。

私は足が痛くなってしまいました。

登る時も大変な思いをしましたが、下山の時のほうが足腰に負担がかかります。

ズルズル、ズルーっとよく滑ります。

約1時間30分で登山口の駐車場に到着しました。

下山は、時間的には早いですが、足への負担はかなりきつかったです。サポートの方

の肩につかまり、やっとの思いで登山口までたどりつきました。

次回はもう少しトレーニングをしてから登ることにしました。

本当に本当に疲れた一日でした。

お世話になった、サポートの方ありがとうございました。

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_ みほりん [すごいですね!やりましたね~♪ビール美味しかったでしょ♪ ハーちゃんも頑張りましたね、パチパチパチ。]


2014年07月30日 猛暑お見舞いです [長年日記]

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昨日は、うなぎを食べる日とは限りまっせんが、「う」のつくものを食べる日?でし

た。などと人間ははいいなあ。

_ ぼくは、毎日同じ食事をいただきます(残念です!)。

_ お父さんはおかげさまでうなぎにありつくことが出来ました。

_ 良かった!よかった!

_ 夏祭りの時期ですね。27日(日)は花浴びのかわきり?宍道湖の西端で上がったようで

す。

_ 花火は、ぼくにとっては天敵です。いやな季節がやってきます。

_ わりと道路は暑くても大丈夫なんだけどなあ。

_ あっ、そうそう 近所の人に植えてもらったミニトマトが3本あります。

_ 苗を植えてから約2か月になります。

_ お父さんは、毎日水をやります。

_ なんでも、あと2から3日で赤くなるといっています。

_ ぼくのごちそうではないなあ。

_ なんだかんだと言いながら、この猛暑を乗り切らなくては・・。

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_ みほりん [ミニトマト楽しみですね~。水遣りも大変です。頑張ってねー。]