2011年01月07日 雪 [長年日記]
_ 子どもの頃
まだ嫁に行く前の叔母さんが、こたつに寝っ転がって新聞を読んでいた。
そのお腹の上には、猫のみーちゃんがいた。
わしはみーちゃんが好きだったのに、みーちゃんは、わしに懐いてなくて、お腹の上にみーちゃんをのせている叔母さんが、うらやましくってしょうがなかった。
いつか自分も、猫をお腹の上に乗せて、こたつで新聞が読める人になりたい、と思った。
初めて人を尊敬した瞬間だった。
「あれから40年」(byきみまろ)
めずらしくパソコンに向かって仕事をしているというのに、猫が次から次へと、わしの邪魔をしにくる。
しょうがないので、電気こたつを出して、猫たちがこたつに入るように、わしもこたつで寝てみた。
新聞じゃなくて漫画だけど、読んでると、猫が腹の上に乗ってきた。
本当はこたつの中に入ってほしいんだけどなと思いつつ、子どもの頃を思い出した。
しかし、ようやく猫がこたつに入って、仕事を再開するかとパソコンに向かったら、すぐにまたやってきて、わしの邪魔を再開した。
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