最新 追記

久美子&ジフィー


2015年01月09日 脱走 [長年日記]

_ 昨日は、

午後から 猫の、

ちーが いなくなりました。

ちーの年は、

98歳です。

息子が きちんと 戸を 締めないために ちーは外に出てしまいました。

2人の子は、

いろんなところを さがしていました。

娘は、

病気もあり ちーがいてくれているので毎日が 楽しそうでした。

夕ご飯になっても、

ちーは帰りませんでした。

すると、

息子が、

ねーちゃん 車で ぶらっと 出かけようと いい いきました。

すると、

ちーの鈴の音が 聞こえました。

私は、

いままでにも 何回となく 脱走していましたので、

そんなに 心配していませんでした。

2人の子が、

家の中に入り 娘の 部屋に立つと、

ちーちゃんが 庭で うろうろしていました。

息子が、

中に入ってくるかなと、

小声で 話していたら、

ちーが 2人の間を、

ぬるっと 通り過ぎようと したときに、

息子は 確保したと 大きな声で 私のところに 連れてきました。

私は、

ちーや お帰りと言いながら こたつの中に入れました。

娘は、

お母さん おちついていたけど なぜと 聞きました。

ちーちゃんは、

98歳になるし いままでも 外に出ても 一泊で 帰ったよね。

まして いまは 冬だし どこの家でも なかには 入れないし、

ご飯は 食べられないことは ちーちゃんが いちばん 知っていると、

思うからよと 言いました。

時々、

ちーちゃんの 迷子札に 突いている 鈴の音が 聞こえていました。

2人の子は、

良かったと とても よろこんでいました。

ところが、

ハウスの中から シータがぶうぶうと 泣きだしました。

私は、

シータかむと 呼ぶと 早足で、

私のところに 来て 大きな声で、

ブート 泣きました。

家族は、

ごめんね シータの事は 忘れていないと 言いながら、

優しく 体を なぜてあげました。

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_ みほりん [ちーちゃん心配されましたねえ。無事に帰ってきてほんとうによかったです。最初を読んでいたらもう帰ってこないのかなあと心..]


2015年01月13日 買い物に [長年日記]

_ 今朝は、

いつにもなく、

とても暖かい日でした。

私は、

リュックを 背負い 安売りの店に シータと出かけました。

あれも欲しい これも欲しいと いろんなものを、

見ていましたら、

いちばん ほしいものが 売れてしまいました。

でも、

息子が、

好きな お刺身が のこっていました。更に、

玉ねぎ 糸コンを買い サラダにして、

食べてもらいました。

2人の子は、

おいしいねと きれいに 食べてくれました。

気が付くと、

シータが、

瞬きもしないで こちらを じっと 見ていました。

私は、

シータごめんねと、

言いながら 小さく作った  氷を あげました。

シータは、

こりこりと おいしそうに 食べてから、

ハウスの中に 入りました。

シータ、

すてきなゆめを 見てねと 言いました。


2015年01月20日 夢を [長年日記]

_ 今朝は、

じぶんの声で目がさめました。

それは、

シータが 来た当時の事でした。

私は、

1歳8か月の、

盲導犬シータと あるいていた時でした。

いろんなところを、

あるき 帰ろうと した時でした。

シータが、

突然 動かなくなり 私はシータ ストレイトゴート 手を 前に出した時でした。

猟犬が長いリードを 引きづりながら 3頭の、

猟犬が 近づいてきました。

その、

猟犬たちは 鎖の様な リードを 引きづりながら 1頭は、

私と シータの前に立ちました。

後の2頭は、

左右につき うなりだしました。

ひくい声でした。

前の犬が、

ボスみたいで うーと うなると どちらでもなく 左右から 近づき いまにも 

飛びついて 来る感じでした。

そのたびに、

シータは 顏を 犬のほうに 向けて 私のことを 守ってくれました。

ボスの犬が 一声、

泣くと 左右の犬たちは、

前に行ったり うしろに いったりしました。

それでも、

シータは おちついて 動きました。

気が付くと 3頭の犬が 前に並び シータのことを 見ていました。

私は、

足が がたがたしていました。

そして、

猟犬たちは いなくなりました。

私よりも、

シータはどんなに 怖かったでしょうか。

でも、

シータは 一言も 声を出さないで 猟犬を 追い払いました。

私は、

そこに座り シータ お母さんを守ってくれたんだねと、

思いきり 抱きしめました。

更に、

シータシータという声で 目がさめました。

忘れていると、

思っていましたが 脳の 片隅に のこっていたことを 思い出しました。

シータ、

残り少ない 年数ですが いろんなところに 出かけましょうね。

本当に、

シータありがとう かんしゃしています。

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_ みほりん [シータ女の子なのになんと強い気持ちでお母さんを守ったことでしょう。すごい、素晴らしいです!今風に言うとハンサム女子で..]


2015年01月25日 海を [長年日記]

_ 午後から、

近くの海を シータと 歩きました。

初めは、

シータが 歩くのを 嫌がりました。

私は、

くつを ぬぎ 早足で 歩きだしましたら、

シータも やっと あるきだしました。

それからは、

リードを 持ちあるきました。

シータは 雪の上でも あるいているかのように、

手足を 振りふり あるきました。

私は、

海を 見ていたら シータが 顏を 除くように 見ていました。

私は、

青森県の 小川原湖を 見たいと 思いました。

私が、

目が見えなくなると 兄が よく 小川原湖に 連れて行ってくれました。

そのおかげで 泳げるようにも なりました。

シータが いる間に そこに 連れて いきたいと 思い始めました。

色はグリーンでした。

とても澄んだ 湖でした。


2015年01月26日 血のつながり [長年日記]

_ 私の、

兄弟は 3人います。

姉 兄 そして 末の私です。

私が、

1年生になり、

友達も だいぶ 増えました。

そんなときに、

香港風邪Aにかかりました。

この病気は 沢山の人がなくなり 私は、

助かりました。

でも、

目が見えないことで、

先程まで 友達として 仲良くしていた 友達から 久美子ちゃんと 遊んでは い

けないと お母さんに 言われたから 遊ばないと言い 離れていきました。

そんなときに、

3歳上の、

兄が ぼくが 学校に 連れて行くから 心配ないと話してくれました。

兄は、

細めの 棒切れを 探し これを、

使いなさいと 持たせてくれました。

それは、

今でいう 白杖だったと 思います。

兄は、

私の手を しっかり握り あるいてくれました。

学校では、

私は黒板が 見えないので イスに腰掛けボーッとしていました。

時々、

休み時間には 兄は 私の様子を、

見に来ていました。

学校から 兄が 手紙を 預かり 持ち帰りました。

母 姉 兄は、

手紙を 見て泣いていました。

それには、

目が見えないのに ここにいても 本人の ためにならないから 学校を 変わるよ

うにと 書いてあったみたいです。

それからは、

私は 家に残りました。

それから、

しばらくして 兄が けがを して戻ることが おおくなりました。

母は、

理由を 聞いても 兄は 言いませんでした。

母は、

兄と なかのいい子に 聞きに行きました。

すると、

原因が わかりました。

私が、

目が見えないことで いじめが あったとのことでした。

母は、

いじめを した家に行き このことを 話しました。

すると、

まあ あなたも 大変ね これから  めくらの子供を 見ていかないと いけない

のね、

と 笑ったそうです。

母は、

ご主人は いないのですかと 大きな声で よぶと 静かに 出てきたそうです。

母は、

子どもには 何の関係もないのに 苛められては こちらにも 覚悟があると いい

戻りました。

それでも、

私のために 兄は 暴力を 受けたみたいです。

それからは、

姉も 兄も 言えにいることが おおくなりました。

そんなときに、

スポーツしていた 先生から たもつ君は 足が速いから 陸上に はいらないかと

さそわれて 出るようになりました。

兄は、

だんだんと 声が 明るくなってきました。

私が、

目が見えなくなり もう 2年 たちました。

家族は 盲学校に 入れる話を していましたが 私には、

何も 言わないで 八戸盲学校に 入れました。

私が、

困ると すぐに兄が来て 守ってくれました。

姉は、

将来は 看護士になるからねと いい 本当に 看護士になりました。

母は、

わたしたちの なかのいい 子どもがいて よかったと 涙を ながしていました。

その母も、

67歳で なくなりました。

今は、

東京の 兄が お墓を 守っていてくれています。

姉は、

沖縄県に嫁ぎ ときどき、

子どもたちの好きな ものを 送ってくれます。

また、

電話では 娘の 難病について 心配してくれています。

私は、

今でも 家族には 守られていることが 本当に ありがたいと 思う今日この頃で

す。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ みほりん [お母様 お姉さん お兄さん ・・・いつも見守ってくださっていますね、家族ってほんとうにありがたいですね。]