マッキーの部屋

_ バウの失敗

朝、僕は必死で訴えた！

ワンワン、ワンワン、

みんな！大変だよ、バウが一人で遊んでるよ。

ほら、部屋から出て行ったよ。

きっと大変なことになるよ。

早くみんな気がついてよ！ワンワン！

でも、父さんも母さんもお姉ちゃんも、台所から出てこない。

母「もーマッキー、うるさいよ」

父「どうしたんかなぁ・・腹減った？」

姉「朝からやかましいねぇ」

父「あっ！今、入り口のガラスに何か影が映ったよ？」

母「えーっ」

そう、やっと母さんは気が付いた。

そして父さんは叫んだ。

父「わぁーこりゃぁやれんよ！」

母「お姉ちゃんゴメン」

姉「はぁ？えっ！まさか私の部屋？何でこーなるん！もう嫌い！」

バウは居間にあったクッションをくわえ、お姉ちゃんの部屋に行き、

思い切り振り回し、クッションはビリビリ、中身はグッチャ！

挙句の果てに中身がスノーバウダービーズという超微粒の詰め物で

思わずゲーとなりました。

でも気にせずバウは台所に来て、皆は何してるんだろう？

美味しいもの食べてない？とウロウロかぎまわりました。

もちろん母さんたちに首輪を持たれて

母「バウ！ベッドに行きんさい！」と言われ

さっさと戻って来ました。

その後は、母さんがモクモクとお姉ちゃんの部屋を掃除していました。

母「このビーズクッションは使うと最高だけど、中身は最低だね。

　片付きゃしない！」

どうやら、このビーズは扱いにくい物らしいです。

今日はその惨劇の場を写真に撮りました。

_ 衝撃の一日

夕方、母さんが一番早く帰ってきた。

母「帰ったよー。えっ？

　なんでソラがそこにいるの？」

そう、ソラが一人でゲージから出て

ウロウロしていた。

しかもそこには我家のボス、シオンがいるのに。

お姉ちゃんが帰ってきてから、みんな話し出した。

母「今日はソラは一日中ゲージから出てたみたい」

姉「でも朝、私が家を出るまではゲージにいたよ」

父「それじゃぁゲージの扉がちゃんと

　閉まってなかったんじゃない？」

母「帰ってきたら、ソラがそこにいて、

　シオンは早速脅してた」

父「怪我してない？」

母「うん大丈夫。ソラは小さいからゲージの下に

　逃げることができるから、危険だと思ったら

　自己防衛に走ったらしい。

　でも、ソラはマッキーなみにフレンドリーで

　犬付き合いは上手いから直ぐひっくり返ったり

　アピールはしたと思うよ。問題はシオンがそれを

　分かればいいんだけどね。しつこいからシオンは。」

父「まぁあいつはワガママだからね。家族には素直なのにね」

母「ゲージは気をつけて閉めないとね。でもシオンは

　相性のあう相手がいるんかいね。」

姉「あのメイにだって犬だちホワイトくんの様に仲良くできる

　相手がいたんだから、どっかにはいるかもね」

母「そうねぇ。メイと犬だちホワイトくんはイイコンビだった。

　あんなに相性があったこと一度もなかった。

　メイは最後にいい思い出ができた。ソラもメイと

　大の仲良しで親子みたいにみえたね。」

姉「うん。メイは可愛かったんよ」

この秋に老犬メイは亡くなった。

ソラはメイを母犬のように一緒にいた。

メイもソラに刺激されていた。

ソラはもう直ぐ1歳。

成長するのは早いものだ。

_ バウの笑顔

朝、いつものように僕らはご飯を待っていた

するとバウがなぜんか、また一人で部屋を出て行った。

そしてチャッカリ台所へ。

そう、バウは朝ごはんを一番先にもらいたいと出かけて行った。

許せないよね。

台所で、バウは母さんのそばでしっかりアピールした。

母さん、お座りしてますよ僕！

そんな笑顔のバウの写真を載せます。

母さん、今度は僕にしてください。

_ シオンはボス、でも僕らは三位一体

夕方、母さんが僕らと遊んでくれた。

いつもの様に僕らの部屋でおもちゃを投げてくれたり、

ミルキーバーをかじったりして、みんな遊ぶんだ。

僕とバウのおもちゃがシオンのいるイスの上に

行っちゃった。

母さんの投げ方が下手なんだ。

僕もバウもシオンにはあまり手を出したくない。

だってシオンは気分やだから。

バウには大抵ガウガウ言って怒って来る。

僕にだってジロッと睨む時があるんだ。

今日もシオンの所にいったおもちゃは

母さんにでも取ってもらわないとケンカになる。

僕は吠えた。

ワンワン！僕のおもちゃが取れないよ。

バウもおもちゃが欲しいけど、シオンがジロッと見るから

壁際に立って目を合わせないようにしている。

僕の吠える声にちびっ子ソラが応援した。

ウーワンワン。

ちびっ子ソラは母さんの足元で頭だけだして吠えている。

シオンは気に入らない。

そんな時、バウも僕とソラがいる所にきて

シオンに目線を向けた。

僕とバウとソラの三位一体の体勢だ。

シオンは唖然としていた。

僕らは平気さ。

だって母さんのそばだから。

そうさ僕らは母さんのそばに立ち、シオンに抗議したんだ。

シオンはムカついてきた。

そこで母さんの登場。

笑いながら母さんは僕らのおもちゃをさっさと取って

遠くへ投げてくれた。

シオンは母さんが近づいて来たから

怒る訳にもいかない。

でも母さんがシオンを怒るんじゃないから

シオンは母さんに甘える。

４頭が全員、自分のおもちゃを取り戻して

また遊びが始まった。

母「しかし、三位一体とは初めての姿勢だね」

ソラが一緒に吠えるなんて。

僕は思ってもみなかった。

でもソラは僕の味方なんだね。

_ やったね！

僕らの夕ご飯は早い。

いつもの様に犬部屋から入って直ぐにゲージへ行く。

そしてご飯。

この前は、バウのゲージの扉が開いて

こっそり一人でご飯の催促に行った。

僕は遊びたいから、なかなか犬部屋からは

入らないんだ。

そしたら父さん達はさっさと僕をほっておいて

ご飯の用意をしだす。

僕はシオンと犬部屋にウロウロしている。

あっご飯だ！

ステンレスのお皿の音がしたらご飯だ。

こうなると俄然僕はゲージの所に行きたい。

だってご飯は食べなくちゃね。

父さんがゲージの部屋への窓を開けてくれた。

僕は急いで入った。

そしてまっ先に台所へ。

母さん、今日は僕の番でしょう！

僕のニッコリ笑顔は写真に撮ってもらえなかったけど

ちゃんとお座りしたんだよ。

エヘヘ。

_ 母さん、こりゃダメだよ

今日は母さんと父さんの話。

母さんが父さんの弁当用の箸を買ってきたんだ。

今使っているのがボロボロなんだってさ。

人間って道具を使わないと食べれないんだねぇ。

僕らはそんなまどろこしっいことはしないさ。

母さんが選んだ箸は２組。

いや箸は膳と数えるんだってね。

なんで？

へーんなの。

今回は、原木の良さをウリにしてる大きな箸だった。

父「母さん、こりゃぁやれん」

母「何で？原木だし、大きいし、箸のネーミングが

　オヤジなんて付いてカッコイイのよ」

父「でも大きすぎて持つのも変だし、箸箱に

　入りにくいでしょう」

母「ちょっとはキツイけど入るじゃない。それに

　大きいなら原木なんだから削れば？」

父「はぁ？？」

母さん、僕も父さんと一緒、はぁって思うよ。

箸を削って使うなんて、鉛筆じゃないんだからさ。

悪いこと言わないから、違うの買ってきた方が

いいと思うけどねぇ・・・

父さん達の会話があって今日で数日。

あれからまだ父さんはその箸を使っている。

だって仕方がないんだもんね。

母さん、そろそろクリスマスでしょう。

箸くらい素敵なのにしてあげたら？

_ 早朝のソラ

我家の朝は早い。

父さんも母さんも朝は５時には起きてくる。

だってバウやシオンが起こすんだもの。

ソラは台所へ行って母さんのそばにいる。

椅子に上がってまだ眠いから

ダラーっとしている。

そんなソラの写真を載せます。

_ お兄ちゃんが帰ってきた

今年もあと二日。

明日は大晦日というんだってね。

お正月が来るから、お兄ちゃんが家に帰ってきた。

ソラは初めて会うのじゃない。

でも滅多に会わないお兄ちゃん。

ソラは何だか不安がいっぱい。

家族でお兄ちゃんをお迎えに行ったんだ。

ソラはお供していった。

ところが・・・・

ソラは

「怖いよぉ、何か怖いんだよぉ」

と不安げ。

お兄ちゃんはさらにからかっている。

ソラはビクビクしていた。

一夜明けて今日は・・・

懲りずに今日もソラはみんなのお供でお出かけした。

お兄ちゃんがまたまたチョッカイをだす。

でもやっとソラは少しお兄ちゃんにスキンシップ。

今日はそんなドキドキの写真を貼ります。