マッキーの部屋

_ 綺麗になったよ

今日は父さんと母さんが家にいて、天気も良かったから

二人で僕ら３頭のシャンプーになった。

今日は、バウ、僕、シオンの順番。

ソラは手術前にしているから今日はナシ。

そんなに直ぐにシャンプーしなくてもいいんだよ。

僕らのシャンプーの洗剤はいろいろあるよ。

皮膚が荒れている時は薬用のものを使い、

普通に健康なときは自然成分の多い物を使っている。

母さんは香りがキツイと嫌なんだって。

今日のはハーブの香りでした。

シオンは特に毛が多くて長いから、リンスをする。

今、とても毛の量が多い時期で、僕やバウは簡単だけど、

シオンはなかなか地肌が見えないくらいモコモコ。

母さんも大変そうに洗っていた。

乾かすのは父さんと母さんの二人がかりさ。

ドライヤーとかブラシの道具がいろいろあって、

乾かすのが大変。

二人とも僕らのシャンプーが終わったらグッタリしてた。

まぁ僕らも疲れるってもんさ。

特にシャンプーは体のマッサージだから、

トイレに行きたくなるんだ。

まぁ仕方ないよ。

体も綺麗になったし、気分も良し。

後は美味しいもの食べて寝るだけさ。

そうそう、母さんは３月になって春らしい壁紙にしようと

選んでいた。

今度はハートのマークがいっぱい飛んでるよ。

何だか僕の趣味じゃなくて、母さんの趣味？

まぁ色は春らしいピンクだけどね。

_ またまたソラの失敗

今日はお姉ちゃんが家にいて、何やらゴソゴソしていた。

ソラはお姉ちゃんの部屋で一緒に遊んだみたい。

お姉ちゃんは明日から旅行に行くんだ。

旅行って言っても半分は用事のためと言っている。

それにしても気分はルンルンみたい。

部屋中に荷物がちらばって、スーツケースに詰め込んでいる。

姉「母さん、今日はソラが悪いことしたのよ」

母「何が？」

姉「私のスーツケースを前足で引っかいて穴を開けたんだから」

母「えーーーーーっ」

姉「私がトイレに行ってたスキに何やらガサガサしてると

　思ったら、見てビックリよ。頭にきちゃう」

母「困ったもんだねぇ」

お姉ちゃんのスーツケースのフタの内ポケットに穴を開けたソラ。

全くもって困った子だ。

僕ならきっちり最後までポケットを剥がすけどね。

いやバウならかな。

ハハハッ。

_ 母さんのお仕事

今日は天気もまずまずで、母さんは朝からお掃除がんばっていた。

ソラが破った障子の穴があちこちあるんだけど、

父さんに言ってもなかなか直してくれなくて、

とうとう母さんが頑張って穴をふさいでいた。

障子紙を切って貼ったり、穴をノリで引っ付けながら塞いだり。

母さんは苦労して繕っていたよ。

全部を張り替えるのは大変だし、そうなると父さんじゃないとね。

で、お出かけから帰って来た父さんは、そんな母さんの苦労も

知らずに、いや気がついていなかった。

母さん、そんなもんだよ人生は。

残念だったね。

_ 久々のお呼びかけ

昨日は母さんはお出かけしていた。

何でも町に行って買い物をするためだって。

でもお土産はなかった。

プンプン！

帰って来て母さんは何やら電話でいっぱい話をしていた。

またまた騒動の予感。

どうやら、どこかの犬の預りお願いの話だったようだ。

でも、なぜか話がまとまらなかった。

母さんの話では、電話が手間取ってしまい、

他の人が代わって犬を預る事が決まったらしいのだ。

母さん、預ってくれる人が決まったのはいい事だけど、

チョッピリ寂しかったりしてね。

そしたら、またまたお電話が来た。

母「今日、訓練所から預り犬の話があったでしょう。あの後、リタイヤ犬の話がきてね」

父「へぇーそりゃまたねぇ」

母「歳は11歳。どうも近場の引退犬らしいのよ。でも断った。」

父「そう」

母「うん、色々考えるところはあるのよね。面倒みたい気が全くない訳じゃないけど、

　家族が仕事している今の環境で本当に弱った時に十分に手を尽くせるかって自問自答したら不安になった。

　メイやトラの時、完璧だったて言えないから。」

父「でも、メイやトラの時は、家族みんなが納得して最後を看取れたよ。

　自分たちにできる事をやったと思うよ。」

母「確かに出来る事をやったとは思うけど。良かったんだよね、あれで。」

父「どこまでが最高なんて決められるのかなぁ。物事はそんなに簡単じゃないと思うよ。

　メイやトラの寿命なんて誰もわかんない。理屈で考えても答えはでないんじゃない？

　その時に出来る事をしてやった。

　その事実だけで十分なんじゃない？まぁ母さんが自信がないって言うんなら、止めたほうがいい。

　きっといい結果にはならないから。」

母「そうだね。老犬介護は難しい。短い期間だけどメイやトラはそれを教えてくれたと思う。

　ほかの犬たちも老犬の歳になってきた。あと２・３年したら足が弱り、様子も変わるだろうね。

　弱ることを待ってる訳じゃない。老いは必ずやって来る。

　その時に家族で大切な時間を過ごしたいと思う。そうそう、いっぱい楽しい時間を過ごさなきゃね。」

母さんと父さんは真剣な話をしていた。

僕ら犬族のメイとトラが相次いで亡くなり、母さんたちの生活も変わってきた。

特に動けない犬の介護は大変だったみたい。

僕らもやがてそうなるんだなぁ・・

母さん、父さん、僕らはいつも人間家族と一緒だよ。

今もほら、みんなのことを見ているからね。

_ 可愛い？

お姉ちゃんと母さんがお出かけして、帰ってきたと思ったら、台所でゴソゴソしていた。

夕方になって父さんが帰ってきて、これまた台所でガヤガヤ。

父「へぇーできたね」

母「さあ行くよ」

三人揃ったら出かけて行った。

母「いやぁ可愛かったね」

父「うーん、あんなに小さかったかいねぇ」

姉「写真撮っちゃった」

どうやらみんなで近くの家に行ったらしい。

赤ちゃんが生まれたんだって。

僕らも生まれたときは小さかったけど、人間もそうなんでしょう？

女の子の赤ちゃんは、まだブラブラして体がフニャフニャなんだって。

へへへっ。

僕らと変わんないね。

やっぱりミルクで育つんだね。

僕も挨拶しに行こうかな？

_ コブリのソラはちゃっかりしてる

遊びの時間、僕やバウはおもちゃを投げてもらっては遊ぶ。

走る僕にシオンはいつも邪魔しに来るんだ。

シオンはおもちゃを拾うのではなく、僕にじゃれてくるんだよ。

バウはおもちゃを拾ってくるけど、何故か僕が自分のおもちゃを拾いに

近づいたのに、僕に向かって来てはアタックする。

全くね。

シオンといい、バウといい、みんな僕をめがけてじゃれて来るんだ。

僕は母さんとおもちゃ投げして遊びたいだけなんだよ。

僕ら３頭がそうやって走っていると、ちびっ子のソラは一緒になって

走ろうとするんだ。

でも、おもちゃが取れるわけじゃないし、結局ウロウロして終わりになる。

しかし、時々、僕やバウがおもちゃをくわえそこねた時、こっそりやって来て、

密かにおもちゃを持って逃げている。

なかなかのちゃっかり者なんだ。

ところで、僕らは自分の好きな物は、やっぱり自分のテリトリーへ持って返りたい。

そして一人で楽しみたい。

でも実際は一人で楽しむには制限があるんだ。

ソラも、もちろんそうだよ。

今日も、口から横にはみ出た馬のアキレスをくわえて、台所から自分の部屋に行こうとした。

そしたら台所の戸が閉まっていて、移動できなかった。

「母さん、あっちに行かれんよ！」とばかりに母さんに訴えるソラ。

母さんが戸を開けてくれたら一目散に自分の部屋に入る。

至福のひとときなんだよ。

僕らの部屋は大事なプライベートルームなんだからね。

フフフッ。

_ 壁紙をチェーンジ！

母さんの気分転換という事で壁紙を替えることになりました。

今度はニワトリ母さんとヒヨコ３兄弟です。

兄弟って言っても本当はまだ分かんないくらいじゃないかな？

昔、何かで聞いた話では、ヒヨコの性別を判断するのは難しいんだって。

鳥って僕ら犬族とは違うらしいね。

まぁいいけど。

ピンクの画面も春だったけど、ピヨピヨ家族も可愛いよ。

_ 母さんの茶碗

母さんは最近、新しい茶碗を買ってきた。

なんでも淡いベージュの色地に雪ウサギがチョコチョコといる模様らしい。

茶碗の真ん中に雪ウサギが一つ（一羽かな？）書いてあるんだけど、

母さんはそれを見て不思議なことに気がついたんだって。

「あっ？これって、あのアニメに出てくる赤ん坊の顔に見える」

と言っていた。

雪ウサギのはずが、なぜかちょっとした向きの加減で人の顔に見えるんだって。

それもアニメに出てくる人の顔。

「千と千尋の神隠しに出てくる赤ん坊の顔に見えるなぁ・・」と話していた。

ふーん。

そうなの？

僕には大して関係ないけどね。

そうそう、僕ら大きい犬は茶碗がステンレスなんだ。

でもソラは陶器の小さい皿。

これには確かに模様があったね。

黄色い下地に肉球の模様が所々にあるんだ。

皿の真ん中に確か、肉球があったよ。

みんなそんな風に絵が描かれてるのかなぁ・・・

もし、真ん中の絵が骨付き肉だったら・・・

美味しそうだなぁ・・

ズーッとお皿をなめていそうです。

_ 黒いコング

新しいおもちゃが来た。

今度のは黒い色したソフトクリームみたいに渦巻いているヤツだ。

ゴムで出来てるみたいで、投げてもらうと良く跳ねるし、

噛んでもスゴク弾力があってアゴが疲れるくらい。

早速バウも僕も遊んでもらった。

いいねぇ。

今日はおもちゃの写真を貼ります。