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マッキーの部屋


2007年03月11日 イベント

_ 母さんはお出かけ

今日は母さん、犬ダチに会ったらしい。

夕方帰ってきてから、父さんたちに話していた。

母「今日はたくさん人が来ていたよ。視覚障害者の人とボランティアの人が

 丁度同じくらいの参加だったのかな。私は、初めて盲人の卓球に

 挑戦したんよ。難しかったわぁ。音を探すのに、思うところにピンポン玉が

 当たってなくて一回戦で負けちゃった。上手な人は、ラリーになるのよ。

 それに球を打つのも素早くて、スゴイなぁって感動した。最後のビンゴ

 ゲームでは、珍しく賞品が貰えて最高。好きなものを選んでいいというから

 お花の鉢をとりました。ほらあれよ。可愛いでしょう。」

父「そう、いろいろあるんだねぇ」

母「二回目になるけど、今回はこっちから一緒に参加した人もいたし、

 始らから参加できて、でも、あっという間に時間が過ぎた感じ」

父「犬ダチはいた?」

母「うん。お父さんとお母さんと一緒に参加してたよ。お弁当食べる時

 さすがに欲しそうにしてたけど、大丈夫、ガマンできたから。」

父「フフフッ」

今日は、母さんがボランティアしている音訳のセンターでイベントがあったらしい。

いつも遊びに来る犬ダチも飼い主さんと参加してたらしい。

卓球って何だろう?

僕には分からないなぁ?

食べ物?

だったらお土産に一つ持って帰って欲しいなぁ。

今日は、父さんも昼間出かけて、帰ってきたら酔っぱらっていた。

お陰で夕方はフラフラの父さんと、仕事帰りのお姉ちゃんが世話をしてくれた。

お父さん、酒ってクサイよ。

人間は何してんだろうねぇ。

僕らみたいにきちんとした生活を過ごさないと、体に悪いよ。

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_ かたこり [マッキー母さん、お疲れ様あ♪ビンゴの商品よかったね!]


2008年03月11日 電話

_ 久々のお呼びかけ

昨日は母さんはお出かけしていた。

何でも町に行って買い物をするためだって。

でもお土産はなかった。

プンプン!

帰って来て母さんは何やら電話でいっぱい話をしていた。

またまた騒動の予感。

どうやら、どこかの犬の預りお願いの話だったようだ。

でも、なぜか話がまとまらなかった。

母さんの話では、電話が手間取ってしまい、

他の人が代わって犬を預る事が決まったらしいのだ。

母さん、預ってくれる人が決まったのはいい事だけど、

チョッピリ寂しかったりしてね。

そしたら、またまたお電話が来た。

母「今日、訓練所から預り犬の話があったでしょう。あの後、リタイヤ犬の話がきてね」

父「へぇーそりゃまたねぇ」

母「歳は11歳。どうも近場の引退犬らしいのよ。でも断った。」

父「そう」

母「うん、色々考えるところはあるのよね。面倒みたい気が全くない訳じゃないけど、

 家族が仕事している今の環境で本当に弱った時に十分に手を尽くせるかって自問自答したら不安になった。

 メイやトラの時、完璧だったて言えないから。」

父「でも、メイやトラの時は、家族みんなが納得して最後を看取れたよ。

 自分たちにできる事をやったと思うよ。」

母「確かに出来る事をやったとは思うけど。良かったんだよね、あれで。」

父「どこまでが最高なんて決められるのかなぁ。物事はそんなに簡単じゃないと思うよ。

 メイやトラの寿命なんて誰もわかんない。理屈で考えても答えはでないんじゃない?

 その時に出来る事をしてやった。

 その事実だけで十分なんじゃない?まぁ母さんが自信がないって言うんなら、止めたほうがいい。

 きっといい結果にはならないから。」

母「そうだね。老犬介護は難しい。短い期間だけどメイやトラはそれを教えてくれたと思う。

 ほかの犬たちも老犬の歳になってきた。あと2・3年したら足が弱り、様子も変わるだろうね。

 弱ることを待ってる訳じゃない。老いは必ずやって来る。

 その時に家族で大切な時間を過ごしたいと思う。そうそう、いっぱい楽しい時間を過ごさなきゃね。」

母さんと父さんは真剣な話をしていた。

僕ら犬族のメイとトラが相次いで亡くなり、母さんたちの生活も変わってきた。

特に動けない犬の介護は大変だったみたい。

僕らもやがてそうなるんだなぁ・・

母さん、父さん、僕らはいつも人間家族と一緒だよ。

今もほら、みんなのことを見ているからね。