2007年03月20日 新しいイスの話 パート2
_ 誤配
父さんたちは夕食の時にぎやかな食事を楽しんでいた。
父「今日、兄貴がこの前、家具屋が配達に来たろう?って聞くんだ。
それで、何で知ってるのと聞いたら、間違って兄貴の家に最初に行ったらしいよ」
母「へぇーそれはまたねぇ。まぁ時々あることだよね。なんせ家が近いから」
父「そうそう。それでお前なに買ったんだ?って聞くから台所のイスを買ったって
話したんだけどね」
母「そうなの。まぁ別に知られてどうこうじゃないしね。」
姉「まぁホント、これはイイって。」
どうやら、新しいイスを配達した人は、家を間違えて訪ねたらしい。
でも、その家は僕ら父さんの兄弟の家だったから、直ぐに間違いに気が付いて
家を教えてあげたんだって。
時々、そんなことがあるらしいよ。
郵便屋さんとか、宅配屋さんとか、間違う事があるらしい。
まっ、今回は何とか届いたけどね。
2008年03月20日 ちゃっかりソラ
_ コブリのソラはちゃっかりしてる
遊びの時間、僕やバウはおもちゃを投げてもらっては遊ぶ。
走る僕にシオンはいつも邪魔しに来るんだ。
シオンはおもちゃを拾うのではなく、僕にじゃれてくるんだよ。
バウはおもちゃを拾ってくるけど、何故か僕が自分のおもちゃを拾いに
近づいたのに、僕に向かって来てはアタックする。
全くね。
シオンといい、バウといい、みんな僕をめがけてじゃれて来るんだ。
僕は母さんとおもちゃ投げして遊びたいだけなんだよ。
僕ら3頭がそうやって走っていると、ちびっ子のソラは一緒になって
走ろうとするんだ。
でも、おもちゃが取れるわけじゃないし、結局ウロウロして終わりになる。
しかし、時々、僕やバウがおもちゃをくわえそこねた時、こっそりやって来て、
密かにおもちゃを持って逃げている。
なかなかのちゃっかり者なんだ。
ところで、僕らは自分の好きな物は、やっぱり自分のテリトリーへ持って返りたい。
そして一人で楽しみたい。
でも実際は一人で楽しむには制限があるんだ。
ソラも、もちろんそうだよ。
今日も、口から横にはみ出た馬のアキレスをくわえて、台所から自分の部屋に行こうとした。
そしたら台所の戸が閉まっていて、移動できなかった。
「母さん、あっちに行かれんよ!」とばかりに母さんに訴えるソラ。
母さんが戸を開けてくれたら一目散に自分の部屋に入る。
至福のひとときなんだよ。
僕らの部屋は大事なプライベートルームなんだからね。
フフフッ。
_ としまる [わー! いいですね。 うちも 台所の椅子が壊れていて 何十年も使っていますので そろそろかえないとと 思っています。..]