2006年09月29日 反省
_ うーん、チョット失敗かなぁ・・・
今日は母さんは朝早くから仕事に行って、夜になって帰ってきた。
父「母さん、チョット失敗したかも」
母「エッ?何が?コンクリのところ?」
父「うん、あれ見て」
そう言われて母さんは外を見たんだ。外は真っ暗だから、父さんが
ライトを持ってきて照らしながら
父「ほら、あそこ水が溜まってるでしょう。今日、水をまいてみたら
水はけが上手く行かない所があるんよね」
母「まぁ、でもあれくらいなら大丈夫じゃない」
父「まぁね。あそこと、ここに排水溝があるから、大丈夫とは思うけど」
母「父さんは左官さんじゃないから、まっ仕方ないね。それより、
あちら側に床を張って、みんなの憩いの場所ってのはどう?」
父「ああ、あっさり部屋を拡大するかぁ?隣りの部屋の窓をデッカクして、
出入りも出来て・・・」
母「エッ?いやそこまでせんでも・・・犬が遊べないといけんしね。
でも、空調完備したら、絶対みんなが集まると思わない。ほら、
あの○○さん家も結局、ワンチャンの部屋がみんなの団欒の場に
なったじゃない。夏は涼しくていいし、一箇所に集まれば、
電気代も安くなるとか言ってね。」
父「そういう話もあったねぇ」
父さんと母さんの話は、何だか日毎にエスカレートしているような
気がするんだけどね僕。
でも、僕にはまだ何の事だか見当もつきません。
何なんだろう父さんたちの企みって。
2007年09月29日 別れ
_ 家族のそばで
昨日の夜、メイが死んだ。
母「何だか不思議な感じ。まさかこんなことになるなんて。」
父「やっぱりメイは辛かったんだよ。これで楽になったよ」
姉「最後に大好きな食事も食べれたからメイは喜べたと思うよ。家で最後を迎えた事は
良かったよ。」
母「そうだね。今日病院に行った時、これで最後になっても仕方ないと決心してた。
それが、もう少し頑張って介護しようという事になって、みんなでその気になったけど、
メイにとっては精一杯だったんかもね。私もまさか最後の水を飲ませる事になるなんて
思いもしなかった。誰もこんな事になるとは思わんかったね。最後だから、
今夜はそばにいるからねメイ。」
メイは最後の時を家で、家族のそばで迎えた。
母さんの突然の叫び声、父さんやお姉ちゃんのメイを呼ぶ声、
隣の部屋から家族の声が響いていた。
姉「ははっ・・今日は泣いて目が腫れてるわ」
母「私もだよ。お互い仕事だから頑張ろうね。でもメイの最後の顔は穏やかだったなぁ。」
夜、母さんたちはメイのそばに付いていたらしい。
メイは去年に亡くなったトラとは同じ歳だった。
二頭は仲良くて、いつも一緒にいた。
そのトラが2月に亡くなり、その年の秋頃から、メイの足が急に悪くなり始めた。
やっぱり仲良しがいなくなって、弱るのかなぁって母さんたちが話していた。
だけどあれから1年、この間に少しずつ体の変化があって、今週の始めまで
メイの最後を感じることはなかった。
この5日間、家族みんなはメイのことを想い、心を痛め、最後との時を迎えた。
思い出はこれからゆっくり話そう。
本当に悲しくなるのはこれからだから。
Before...
_ マッキー母 [ちびまるこさん、優しいお言葉に感謝します。 残念なことですが、メイとの思い出を大切にこれからを過したいと思います。]
_ ノア母 [メイちゃんやさしいご家族に囲まれて幸せな犬生でしたね〜・・・。ご冥福をお祈りしています。]
_ tosimaru [もっこさんたち ご家族 メイちゃんの為に たくさんがんばられました。 もっこさんの書かれた 日記にはメイちゃんのため..]