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島根ハーネスの会25周年の集いを開催しました
25周年を祝福するかのような晴天に恵まれた令和6年11月9日、島根ハーネスの会25周年の集いを、松江アーバンホテルにて行いました。

集いには、来賓11名、ユーザー10名、盲導犬9頭、ボランティア22名が参加しました。
※ うち盲導犬1頭は、タンデムといって1頭の盲導犬をご夫婦2人で使っておられます。
第1部 記念式典
式典は、亡くなられたユーザーと盲導犬への哀悼の意を込め黙祷から始まり、三輪会長の挨拶、つづいて来賓の吉川雄二様(島根県障がい福祉課 課長)、高野秀一様(日本盲導犬協会島根あさひ訓練センター センター長)より祝辞を頂きました。



そして25周年の歩みを紹介、懐かしい写真とともに活動を振り返りました。
引き続き、盲導犬ユーザーを代表し、石田さんと今岡さんから長く盲導犬と暮らしてきた思いを語っていただきました。


石田さんは、行政をはじめ、企業、店舗などの周囲の方々のサポートに対する感謝と視覚障害者の防災訓練の参加などについてお話いただきました。
今岡さんは、盲導犬にもらった4つの宝というフレーズで、歩行に関する安心感とともに盲導犬は心のささえであるということなどをお話いただきました。
またお二方とも、盲導犬の拒否にあったお話をされ、このようなことが早くなくなってほしいとの要望を述べられました。
第2部 記念パーティ
エリザベトフレンズ松江様によるミニコンサートを開催していただきました。
秋の紅葉メドレーやいのちの歌など、様々な楽器の演奏と素敵な歌声に癒やされました。
みんなで歌ったり手拍子で参加したり、楽しいひとときを過ごしました。


引き続き、25周年を語る会。盲導犬との暮らしやハーネスの会に参加した思い出を、ユーザーひとりひとりに語っていただきました。
盲導犬たちは、式典、パーティーを通して、ワン!という事もなく、どの子もとても大人しく過ごしていました。ベテラン勢はもちろん、デビューしてまだ日の浅い子もお利口で過ごしていたことに感心しました。わんこたちもお疲れ様。goodでした!


第3部 祝賀会
地元食材をふんだんに使った美味しいお料理をいただきながら、会場の全員がこれまでの会や盲導犬に対する思いを語りました。皆さんの語り尽くせない熱い思いがあふれ、時間が足りないほどでした。

今後も島根ハーネスの会が継続、ますます発展することを願って散会となりました。
